6月3日と6月5日に皆様からお預かりした寄付品を熊本県動物愛護センターにお届けしました。今回はペットシーツやおむつ、ペットフード、タオルやブラシ、ケージやキャリーなどなどです。

前回こちらを訪れたのは2年前の2月、当時は動物管理センターという名称でした。震災の影響で猫舎の天井は半分落ちていて隙間風が入り込んで寒かったのを覚えています。当時も皆様からの寄付品をお届けに伺ったのですが、縁あって私は1匹の猫ちゃんを引き取りました。

推定10歳ほどの老猫ちゃんでした。震災の影響もあって狭いケージに2匹3匹と入れられていて、その老猫ちゃんは同じケージの子に噛みつかれていたとのことでした。どの子もストレスを抱えていたのでしょう。

微力ながら私はその子だけを引き取ることしかできませんでした。それが当時ブログにもアップしたゴジリンちゃんです。あの日からゴジリンは大切な私の家族です。

2017/4/1まだ警戒心のある頃のゴジリンちゃん

ゴジリンは老齢なので動作がゆっくりでこちらがバタバタしているときにでも、ゴジリンを見るとなんだかホッとして心が落ち着きます。今では我が家一番の癒し系の優しいマイペースおじいちゃんです。

2019/4/10お気に入りの座椅子で寝そべるゴジリン
reien-neko
ちょっと嗅がれたくらいではびくともしませんよ~

ゴジリンと出会えてよかった。もっと早く会いたかったといつも思います。きっと想像もできないたくさんのつらい思いをしてきたことでしょう・・・。

そんな大事な出会いをくださったセンターさん。

寄付品をお渡しした後はスタッフの皆様に御礼の言葉をいただきました。

そしてその時に一人の男性スタッフさんが一言

「大切に使わせていただきます」

と言ってくださいました。

ご家族が大切な我が子のためにと用意された品々を助けが必要な子のためにと寄付してくださったり、処分するくらいなら困っている子のために使ってほしいと県内外からお送りいただいた品々です。こう言っていただけると本当にうれしいです。

ご寄付していただきました皆様、そして大切に使ってくださるスタッフの皆様、心より感謝いたします。

いつも本当にお心遣いいただきありがとうございます!