しだれ桜のもとで樹木葬を行う自然葬

霊園にはたくさんのソメイヨシノとしだれ桜の樹があります。そのうちの3本のしだれ桜の樹でペットちゃんの樹木葬をしております。しだれ桜のもとに小さな花壇を作っていますので、そこを深く掘ってペットちゃんのお骨を埋葬します。

3本の樹には手前から「い」「ろ」「は」の名前を付けて札をかけています。

どの子がどの樹木のもとに埋葬されているかは納骨堂の入り口にある「樹木葬名簿」に記しております。

早ければ当日、遅くても一週間以内に埋葬しております。(以前は四十九日までは納骨堂にて供養しておりましたが早く樹木のもとにお参りに行きたいというご家族が多かったため、天気や花壇の手入れの様子を見ながらなるべく早く埋葬しております)自然に還してあげたい・・・。

このような気持からこのさくら葬とも呼ばれる樹木葬をお選びになるご家族が増えています。霊園でもなるべく自然に・・・という思いから目印となるような墓石などは置かずに桜の木自体が墓標となる自然な方法をとっています。

以前は桜の木のもとにこんもりとたくさんのお花を植えていましたが造園業者さんから「なるべく根本はすっきりしていたほうが樹のために良いですよ」との助言をいただいてからは根本が蒸れないように風通しがいいように花壇はすっきり目にしています。本当は全くないほうがいいとのことですが・・・。なので少しづつ花壇を囲っていたレンガを撤去して盛り土を控えめにしたりしています。

そして年に一度は造園業者さんにもお手入れをしてもらって管理に努めております。(桜の木の剪定は落葉している冬季が適期ということなので主に冬にお手入れ・春に向けての追肥をお願いしています)しだれ桜のとソメイヨシノは開花時期が一週間ほどずれていますがなるべくブログで開花状況をお伝えするようにしていますので参考にされてください。(熊本市内と比べると霊園の桜は開花が遅いと思います。)

三月から四月の桜の季節になるとご家族の皆様が愛しいペットちゃんが咲かせてくれた桜を見にお参りにお越しになられています。桜を見ると亡くした子を思い出します・・・というご家族も多いです。忘れないでいることもご供養になると思いますので良いご供養の方法かと思います。

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