私のペット火葬の忘れられないお花の思い出。

私の好きなお花のひとつ、きんもくせいです。

鉢植えなうえに育て方が悪いようでなかなか茂ってくれませんが、1年目から現在3年目まで毎年花を咲かせてくれています。

それが今年は驚くことに3度目の開花です。

一ヶ月ほど前に一度目の開花をし、それから2週間後に再び開花。

そしてその2週間後の現在再び開花しています。

なんだかとてもうれしいです。

自宅にお花がほんの少しでもあるとなんとなくうれしくなります。

お花というといつも思い出される出来事があります。

以前ペット火葬のご依頼をいただきお伺いしたお宅に、様々な物を供えてもらい、かわいらしいお花に囲まれた猫ちゃんが眠っていました。ご葬儀にはご家族4人で立ち会われ、皆様こちらがつらくなるほどの悲しみようでした。

最後の最後のお別れを皆様でされているときにご主人様が玄関先のプランターからきれいに咲いているお花をいくつもとられそっとささやくように

「母さんが育てたお花やぞ。」

といいながらその子の周りを飾られました。

そのときになって気づいたのですが飾られているお花はすべて周囲のプランターにあるお母様が育てられたらしいお花でした。

その計り知れないお気持ちと光景と言葉が悲しく、でもとても温かで今でも昨日のことのように思い出されます。

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