先日かわいらしいワンちゃんのご火葬のご依頼をいただきました。
ご家族は大変な悲しみようで、お別れの際には「見捨てたわけじゃないとよ。薬をもらいに行ってたとよ。」とワンちゃんに語りかけられました。お供え物としてワンちゃんの好きだったもの、そしてワンちゃんのお薬を添えられました。そのあとワンちゃんのことを涙ながらに語ってくださいました。
先だっての大きな地震の際にワンちゃんがそばからすっと離れたので追いかけたところ今まで自分が座っていたところに家具が倒れてきたこの子が助けてくれたんですとてもおりこうな子なんですとおっしゃってました。
私には「それなのに・・・」と後に続く言葉が聞こえてくるようで計り知れない悲しみを感じました。