ペットちゃんとの別れについて

可愛いペットである我が子と突然の別れの時ただ呆然とし頭が混乱し涙が止まらないというのが私の経験です。

私と同じようなお気持ちの方、亡くなったけどどうしたらいいのか見当もつかない。という方からお電話いただくことももちろん多くあります。

大事なペットちゃんが亡くなったというあまりにショックな出来事を前にして頭が混乱して何も考えられないという方が多いように感じます。そういう方こそ火葬をしてそれからゆっくり考えられるといいと思います。

1年でも3年でも10年でもご自身のお気持ちが落ち着くまで骨壺におさめたままで待たれるといいと思います。

当霊園の納骨堂では骨壺のままお預かりしてご供養しているので

「気持ちが落ち着いてどうしてあげたいか決まるまでとりあえず1年間預かってください」というご家族もいらっしゃいますし「自宅に連れて帰ってゆっくり考えます」という方もいらっしゃいます。

でも中には早くどうにかしなくては家に置いておくのは良くない、成仏できないと聞いた、と火葬当日にご自宅で埋葬される方もいらっしゃいますが、やっぱり・・・と気持ちが変わって掘り起こしたという話を聞くこともあります。

大切なペットちゃんが亡くなってしまい、自分は冷静しっかりしている!と思っていても平静ではないのではないかと思います。

私も自分のペットが亡くなったときは(今、我が子の骨壺は6つあります)いつも最低1か月はその子の写真を見ることもできませんしふとした時に涙が止まらなくなります。

慌てなくていいと思います。

火葬をすれば肉体は朽ち果てることはありません。

「火葬しないままそばにずっと置いておきたい」

それは私もいつもそうです。でも時間の経過とともに口元から体液が出てきたりにおいが気になってきたり小虫が湧いたり寄ってきたりします。これは人間も同様ですが。それでこのまま一緒にいることはできないかえってかわいそうなんだと自分を納得させてきました。

火葬して骨壺に骨をおさめて小さくなった我が子を見るとほんの少しだけですが気持ちが落ち着きます。

もっとしてあげたかったことや、後悔することや話しかけたいことたくさんあります。つらいですがゆっくり過ごしてください。悲しいのは涙が止まらないのは当たり前のことです。理解してもらえないことも多々ありますが、同じ気持ちの方も間違いなくたくさんいます。

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