ペットを亡くして涙が止まらない時に思うこと

色々な別れがあります。

多くの方は、ペットちゃんとの別れに悲しみ動揺し後悔し苦しまれています。

特に最期の時が突然であったり、事故のようなことであったり、長い苦しみの末であったりと様々な要因はご家族の心をどうしようもない気持ちにさせてしまいます。

一緒にずっといたかった、もっとこうしてあげれば良かった、こうしなければ良かったとか色々な感情が入り乱れて涙が止まらなくなってしまいます。

大事な家族であるペットちゃんを亡くして悲しい苦しいのは、とても当たり前の感情であると思います。世の中の多くの人は口に出さないだけで、ペットちゃんの死を受け入れられず長い間苦しい思いをしたり、ふとした時に涙が止まらなくなったりしていると思います。

中にはいつまでも泣いていると、亡くなった子が成仏できないとかいう方もおられますが、私はそんな事はないと思います。純真無垢な動物達は亡くなったら、苦しみや痛みから解放されて天で幸せに過ごしていると思います。私達の悲しい気持ちとそれは全く別の物だと思います。

悲しければ思い出していくらでも泣いていいと思いますし、してあげられなかった事を後悔して悔やんでもいいんじゃないかと思います。

たくさんその子の事を想い、悲しんで、そしていつの日か時間とともに悲しいだけの思い出ではなくなって楽しかった日々も想い出せるようになるといいなと思います。

悲しんで後悔したら、それを残ったペットちゃんや新しく縁があったペットちゃんのためにいかすことが出来ればいいんじゃないかと思います。それは簡単な事ではないけれども、でもそうすることで亡くなったペットちゃんも喜んでくれるんじゃないかな、とか思います。

私自身、31年前に亡くなった乳飲み子のネコの遺骨をいまだに手元に置いています。その子はもうここにはいないけれども、骨壷があることでなんだかそばにいるような気がします。魂はここにはないけれども、骨壷に触れることでなんだか穏やかな気持ちになることができます。思い出せば、あの子を救う事が出来なかったときの苦しい気持ちやどうすればいいかわからないまま悩み、涙してばかりだったことが昨日の事のようです。

色々な気持ちが交錯してしまいます。

みんなそうなのかな、別におかしい事じゃないよね。

ペットちゃんを家族として過ごした人達にしかわからないかも知れないけど。

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